神奈川農業の若返り、マスコミ・政府への憤り 2012年11月

神奈川を中心に、日本の農業と、農産物の流通における、明るい話題と暗い話題を素朴にお届けする「今月のやさい」。

地物野菜市を横浜市内外で展開するNPO法人よこはま里山研究所の三好豊さんに、お話を伺っています。




今回の明るい話題と暗い話題

明:三好さんの紹介する神奈川の生産者、団塊世代からその子ども世代への後継が順調。赤ちゃんの誕生も相次いでベビーブーム。

明:神奈川県内の直売所でも頑張っている若い生産者を多く見かける。

明:若い生産者と若い消費者をつなぎたい。野菜市でも若いお客さんは増えてきているが、もっと広めていきたい。

暗:野田首相、米オバマ大統領と会談し、TPPに参加発言。

暗:16日の選挙を前に、TPP、消費税、原発への議論せず、問題の本質に迫らないマスコミ(自民勝利の予測報道や、維新・太陽・国民の生活などの話題で騒いでばかり)。今に始まったことじゃないが。

暗:消費者は、自分だけが安全な食べ物を得て、そこで安心しているようにみえる。悪いことではないが、それだけでよいのか。日本全体の農業、生産者のことも考えてほしい。

明:全国農業協同組合中央会(JA全中)が活動方針で「脱原発」宣言をした。今後の動きが楽しみだ。